日本結晶成長学会では、若手結晶成長研究者の育成と研究発表の奨励を目的とし、結晶成長学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文（ポスターセッション論文を含む）を発表した若手の会員に「講演奨励賞」を贈ることにしました。東京農工大学で開催された第34回結晶成長国内会議において、講演奨励賞に申請された各講演について、審査を行いました。その結果をまとめ、講演奨励賞選考委員会で5名の最終候補者を決めました。持ちまわりの理事会で5名全員を授賞者とすることを決定いたしました。

古田憲司 (群馬大学)

(光によるリゾチームの核形成促進)

野村耕介 (北海道大学低温科学研究所)

(不凍タンパク質（AFP Type1）水溶液中で成長する氷結晶の形態と成長速度の測定)

原 真二郎 (北海道大院 情報科学研究科)

(有機金属気相選択成長法によるGaInAs/GaAsナノワイヤの結晶成長と光学的評価)

礒村晃嗣 (群馬大・工)

(レーザー誘起エピタキシー)

松本喜以子 (東京農工大・工)

(完全固溶体における実効分配係数の結合エネルギー依存性)